概要
Unity メニューの「Edit > Project Settings」を開いて
左メニューで「Editor」を選択して「Parallel Import」をオンにすると
アセットの並列インポートを有効化できます
記事執筆時点で並列インポートに対応しているアセットは以下のとおりです
- Texture Importer でインポートされる画像ファイル
- Model Importer でインポートされるモデルファイル
以下の関数を実行した時にも並列インポートは反映されます
- AssetDatabase.Import
- AssetDatabase.Refresh
- AssetDatabase.CreateAsset
並列インポートを有効化した時に設定できる項目は次のとおりです
項目 | 内容 |
---|---|
Desired Import Worker Count | ワーカープロセスの数 |
Standby Import Worker Count | アイドル状態でも維持するプロセスの最小数 |
Idle Import Worker Shutdown Delay | アイドル状態のワーカーを シャットダウンするまでの待ち時間(秒) |
Unity メニューの「Edit > Preferences」を開いて
左メニューで「Asset Pipeline」を選択して「Import Worker Count %」を設定すると
Unity プロジェクトを新規で作成する時の
「Desired Import Worker Count」のデフォルト値を設定できます
これで、システムで利用可能な論理コア数に対する割合が設定されるようになります
論理コア数が 16 で「Import Worker Count %」が 25 なら
新規の Unity プロジェクトの「Desired Import Worker Count」は 4 になります