コガネブログ

平日更新を目標に Unity や C#、Visual Studio、ReSharper などのゲーム開発アレコレを書いていきます

【Unity】SVG 形式のファイルを Unity で使用できるようにする「Vector Graphics Samples」紹介

はじめに

Unity 2018.1 ベータ以降であれば、
「Vector Graphics Samples」を Unity プロジェクトに導入することで
SVG 形式のファイルを Unity で使用できるようになります

導入方法

Unity プロジェクトの「Packages」フォルダ内の「manifest.json」に
下記のコードを記述します

{
    "dependencies": {
        "com.unity.vectorgraphics": "1.0.0-preview.5"
    },
    "registry": "https://staging-packages.unity.com"
}

そして、Unity プロジェクトに戻ることで、
「Vector Graphics Samples」が使用できるようになります

使い方

f:id:baba_s:20180429133208p:plain

SVG ファイルを Unity プロジェクトに追加すると、
このようにプレハブ形式で使用できるようになります

f:id:baba_s:20180429133303p:plain

そして、SVG ファイルをシーンにドラッグして配置することで、
SpriteRenderer のオブジェクトとして表示できるようになります

f:id:baba_s:20180429133519p:plain

例えば、上記のような画像をシーンに配置したとして、

f:id:baba_s:20180429133543p:plain

PNG ファイルであれば、拡大した時にこのようにぼやけてしまいますが、

f:id:baba_s:20180429133604p:plain

SVG ファイルであれば、拡大してもキレイに表示されます