はじめに
「CustomAssetImporter」を Unity プロジェクトに導入することで
テクスチャやオーディオ、モデルのインポート時の設定をエディタ上で管理できるようになります
検証環境
- Unity 2017.1.1f1
導入方法
「CustomAssetImporter_v0.2.unitypackage」を Unity プロジェクトにインポートします
設定ファイルの作り方
Unity メニューの「Window>Custom Asset Importer」から
インポート時の設定をエディタ上で管理したい項目を選択します
すると、「Data」フォルダ内に、設定を管理するアセットが生成されます
これらのアセットを編集して、インポート時の設定を管理します
設定ファイルの編集方法
ここでは例として、テクスチャのインポート時の設定の管理方法を紹介していきます
生成した「CustomTextureImporterSettings」を選択すると
Inspector に上記のように表示されるため、「+」ボタンを押します
これで、テクスチャのインポート時の設定を編集できる項目が表示されます
そして、例えば「Assets/Sprites」フォルダ内のテクスチャを
- TextureType は Image
- WrapMode は Clamp
- FilterMode は Point
- Compression は Low Quality
で管理したい場合は、上記の画像のように編集します
あとは、「ReImport」ボタンを押すと、
該当するテクスチャに指定した設定が適用されることが確認できます
インポート時の設定は、フォルダやファイルの単位で複数管理することが可能です
このように、「CustomAssetImporter」を Unity プロジェクトに導入することで
テクスチャやオーディオ、モデルのインポート時の設定をエディタ上で管理できるようになります