概要
2016/10/24 に「Chroma Key Kit」がリリースされました
「Chroma Key Kit」を導入すると、
VideoPlayer や WebCamPlayer でクロマキー合成を行うことができるようになります
検証環境
- Unity 2017.1.1f1
- Chroma Key Kit 2.0
マニュアル
https://nexweron.files.wordpress.com/2017/07/manual.pdf
使用例
例えば上記のようなグリーンバックの動画を
Unity に組み込んでこのように表示することができます
スクリーンショット
クイックスタート
Video Player の用意
Hierarchy の「Create」から「3D Object>Quad」を選択します
作成した「Quad」オブジェクトを選択して「Video Player」をアタッチします
再生したい動画(MP4 など)を「Video Clip」に設定します
Project ビューの「Create」から「Material」を選択します
作成したマテリアルの「Shader」を「Unlit>Transparent」に変更します
このマテリアルを「Quad」オブジェクトのマテリアルに設定します
クロマキーの設定
空のゲームオブジェクトを作成して
下記の3つのコンポーネントをアタッチします
- MSK Bridge Video Player
- MSK Controller
- Chroma Key_Alpha_General
「MSK Bridge Video Player」の「Video Player」と「Msk Controller」に
それぞれ「Quad」オブジェクトと作成したゲームオブジェクトを設定します
「MSK Controller」の「Components」の「Size」に「1」を入力して
「Element 0」に「Chroma Key_Alpha_General」を設定します
最後に「Chroma Key_Alpha_General」で色の抜き方を設定して
ゲームを実行すると Video Player でクロマキー合成が行えることが確認できます