コガネブログ

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【Unity】「Shader Weaver」チュートリアル6 - 少しずつ浮かび上がる文字を作る

はじめに

この記事では、「Shader Weaver」で
文字が少しずつ浮かび上がるシェーダを作る方法を紹介していきます

チュートリアルのまとめはこちら

前回のチュートリアル

このチュートリアルで作るモノ

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動画

この記事は上記の動画の一部翻訳となります

ノードの準備

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Project ビューで「ShaderWeaver/Tutorials/Tutorial7 - Alpha Node」フォルダを開いて
「ShaderWeaver」テクスチャを ROOT ノードに設定します

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Alpha ノードを追加します

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Project ビューで「ShaderWeaver/Textures」フォルダを開いて
「wave」テクスチャを alpha1 ノードに設定します

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alpha1 ノードと ROOT ノードを連結します

以上でノードの準備が完了です

アルファノードの編集

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alpha1 ノードの「Edit」ボタンを押します

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右下の「+」ボタンを押します

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いくつかの項目のパラメータを設定します

項目 パラメータ
Channel R
Start -1
Spd 1.5

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「Custom Parameters」の入力欄に「progress」と入力して
「New Range」ボタンを押します

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「Spd Factor」のプルダウンメニューを開いて「progress」を選択します

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以上でアルファノードの編集が完了です

シェーダの保存

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「ShaderWeaver」ウィンドウの「Save」を選択してシェーダを保存します
ファイル名は「tutorial6.shader」にします

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Project ビューにこれらのファイルが追加されていればシェーダの作成が完了です

作成したシェーダの使用

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Unity メニューの「GameObject>3D Object>Quad」を選択します

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Hierarchy で作成した「Quad」オブジェクトを選択して
Inspector のマテリアルの設定欄に
Project ビューの「tutorial6」マテリアルをドラッグして設定します

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「Quad」オブジェクトの大きさを適当に設定します ( x: 15、y: 4 など )

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Inspector で「progress」の数値を変更すると
少しずつ文字が浮かび上がることが確認できます

以上が文字が少しずつ浮かび上がるシェーダを作る方法になります

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