コガネブログ

平日更新を目標に Unity や C#、Visual Studio、ReSharper などのゲーム開発アレコレを書いていきます

【Unity】Unity 2019.3 新機能 - 描画間隔を設定できる「OnDemandRendering.renderFrameInterval」

概要

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例えば、このように描画されるシーンで

OnDemandRendering.renderFrameInterval = 30;

上記のコードを記述すると

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30 フレームごとにゲーム画面の描画が更新されるようになります
これまでも Application.targetFrameRate を使用すれば同じようなことが可能でしたが

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Application.targetFrameRate はフレームレート自体を変更する関係で
処理自体も遅くなってしまいました

OnDemandRendering.renderFrameInterval を使用すれば
処理速度自体は変えずに描画間隔だけを調整できます

例えばメニュー画面やロード画面などで毎フレーム描画を更新する必要が無い場合、
OnDemandRendering.renderFrameInterval を設定して描画間隔を広げることで
描画回数を減らし、バッテリー消費や発熱を抑えられるようになります

参考サイト様