コガネブログ

平日更新を目標に Unity や C#、Visual Studio、ReSharper などのゲーム開発アレコレを書いていきます

【Unity】Console ウィンドウに表示される「warning CS0649: Field is never assigned to」の警告を無効化する方法

概要

using UnityEngine;

public class Example : MonoBehaviour
{
    [SerializeField] private GameObject m_gameObject;

    private void Awake()
    {
        Debug.Log( m_gameObject );
    }
}

このようなコードを記述した場合

f:id:baba_s:20181223143546p:plain

Assets\Example.cs(5,38): warning CS0649: 
Field 'Example.m_gameObject' is never assigned to, 
and will always have its default value null

このように SerializeField 属性が適用された変数が初期化されていないということで
Unity の Console ウィンドウに警告が表示されてしまいます

f:id:baba_s:20181223143316p:plain

そこで、Unity プロジェクトに「csc.rsp」という名前のファイルを追加して

-nowarn:0649

「csc.rsp」ファイルにこのように記述した状態でコンパイルを行うと
前述した警告が出力されないようになります

大切な警告も出力されなくなってしまう可能性があるため
使用する際はご留意いただければと思います

検証環境

  • Unity 2018.3.0f2