コガネブログ

平日更新を目標に Unity や C#、Visual Studio、ReSharper などのゲーム開発アレコレを書いていきます

【Unity】AudioClip ごとにパラメータを設定したりイベントを管理したりできる「InAudio 2」紹介(無料)

f:id:baba_s:20171204195603p:plain

概要

2014/3/5 に「InAudio 2」がリリースされました

「InAudio 2」を導入すると、
AudioClip ごとにパラメータを設定したり
イベントを管理したりできるようになります

検証環境

  • Unity 2017.1.1f1
  • InAudio 2 2.6.2

Wiki

http://innersystems.net/wiki/

クイックスタート

ノードの作成

f:id:baba_s:20171204200233p:plain

「InAudio Manager」プレハブをシーンに配置します

f:id:baba_s:20171204200241p:plain

Unity メニューの「Window>InAudio>Audio Window」を選択します

f:id:baba_s:20171204200248p:plain

最初はサンプルの項目が設定されていることがあるので
「Audio Root」以外の項目を右クリックして「Delete」を選択して削除します

f:id:baba_s:20171204200430p:plain

「Audio Root」を右クリックして「Create Child>Audio」を選択します

f:id:baba_s:20171204200624p:plain

Project ビューから好きな AudioClip を
作成した「Audio Root Child」にドラッグします

f:id:baba_s:20171204200739p:plain

AudioClip のボリュームやピッチ、ループ再生するかどうかなどを設定します

スクリプトの作成

using UnityEngine;

public sealed class Example : MonoBehaviour
{
    public InAudioNode m_audioNode;

    private void Update()
    {
        if ( Input.GetKeyDown( KeyCode.Z ) )
        {
            InAudio.Play( gameObject, m_audioNode );
        }
    }
}

上記のようなスクリプトを作成して
空のゲームオブジェクトにアタッチします

f:id:baba_s:20171204201043p:plain

そして、「Audio Window」で作成したノードを
上記のスクリプトの「Audio Node」にドラッグして設定します

これで、ゲームを再生して Z キーを押すと
設定したパラメータに沿って AudioClip が再生させることが確認できます