はじめに
この記事では、Unity におけるスマホゲーム案件において
Slack に作成しているチャンネルを紹介していきます
目次
- はじめに
- 目次
- Jenkins チャンネル
- アプリ配布通知チャンネル
- クライアントサイドのエラー通知
- サーバーサイドのエラー通知
- スクリーンショット
- エイジングテスト結果
- コミットログ通知
- 日報
- 分報
Jenkins チャンネル
Jenkins でアプリやアセットバンドルのビルドが
成功した、失敗したなどの通知を受け取るチャンネル
Jenkins から Slack にビルド結果を送るために
「Slack Notification Plugin」を Jenkins に導入しています
導入手順は下記のサイト様で紹介されています
アプリ配布通知チャンネル
TestFlight や DeployGate などのアプリ配布ツールで
開発中のアプリが配布されたら通知を受け取るチャンネル
アプリ配布ツールから、誰がどのデバイスにどのバージョンのアプリを
インストールしたかも通知するように設定することで、
デバッグ時に意図しないバージョンのアプリで
遊んでいる人がいないかわかるようにしています
クライアントサイドのエラー通知
クライアントサイドでエラーが発生したら通知を受け取るチャンネル
下記のデータを通知することで、不具合の調査に役立てています
- エラー文言
- スタックトレース
- OS
- デバイスモデル
- デバイス名
- アプリを作成した Jenkins のジョブ名
- ビルドバージョン番号
- ビルド日時
- バージョン管理システムのリビジョン番号
- Bundle Identifier
- 定義されているシンボル
- Unity バージョン
- アプリバージョン
- ユーザーID
- ユーザー名
- 現在のシーンの名前
- 前回のシーンの名前
- サーバの接続先
iOS、Android でチャンネルを分けています
Unity から Slack にメッセージを送る方法は下記のページにまとめてあります
サーバーサイドのエラー通知
サーバサイドでエラーが発生したら通知を受け取るチャンネル
テストサーバ、ステージングサーバなど、
サーバの数分だけチャンネルを用意しています
スクリーンショット
アプリのデバッグ機能で撮影したスクリーンショットを受け取るチャンネル
実機で表示バグが発生した時などに使用しています
Unity から Slack にスクリーンショットを送る方法は下記のページにまとめてあります
エイジングテスト結果
エイジングテストの結果を受け取るチャンネル
下記のデータを通知することで、エイジングテストの状況がわかるようにしています
- 何回目のクエストか
- 最後にプレイしたクエストの ID
- プレイ時間
- 最大使用メモリ
- Shader、Material、Animator の使用数と差分
- etc.
エイジングテストに関しては下記のスライドで紹介しています
コミットログ通知
バージョン管理システムにコミットがあったら通知を受け取るチャンネル
あまり使用していないかも
日報
毎日の作業報告をみんなで書き込むチャンネル
分報
上記の記事を読んで導入したチャンネル
開発中にラバーダッキング的な使い方をしています