コガネブログ

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【Unity】Rider の無料版をインストールして Unity と連携する方法

はじめに

Unity プロジェクトで Rider を使用することで、下記のようなことができるようになります

Rider は 30 日間は無料で使用することができます
この記事では、Rider の無料版をインストールして
Unity で使用する方法を紹介していきます

目次

検証環境

  • Unity 2018.4.8f1
  • Rider 2019.2.2

インストール方法

https://www.jetbrains.com/rider/

上記のページを開いて

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「Download」ボタンを押すと、インストーラを入手できます
インストーラのダウンロードが完了したら実行します

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インストーラが起動したら「Next」を押します

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必要であれば Rider のインストール先のフォルダを変更して「Next」を押します
(デフォルト設定のままでも特に問題はありません)

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下記の設定が必要であればチェックしてから「Next」を押します
(デフォルト設定のままでも特に問題はありません)

  • Create Desktop Shortcut
    • デスクトップにショートカットを作成するかどうか
  • Update PATH variable (restart needed)
    • PATH 環境変数に追加するかどうか
  • Update context menu
    • 右クリックした時に表示されるコンテキストメニューに
      「Open Folder as Project」を追加するかどうか
  • Create Associations
    • .sln や .cs などの拡張子に Rider を関連付けするかどうか

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必要であればスタートメニューに追加するかどうかを変更して「Install」を押します
(デフォルト設定のままでも特に問題はありません)

以上でインストールが始まるので、完了するまで待ちます

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インストールが完了したら「Finish」を押します

Unity に関連付けする方法

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Unity を開いて Unity メニューの「Edit > Preferences」を選択します

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「External Tools」を選択して、「External Script Editor」を
「Rider XXX.XXX.XXXX.XX」に変更します

もしも Rider が一覧に表示されていない場合は
一覧から「Browse」を選択して、インストールした Rider の .exe を選択します

C:\Program Files\JetBrains\JetBrains Rider【バージョン】\bin
rider64.exe

デフォルトのインストール先であれば上記の .exe を選択します

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設定が完了したら Unity プロジェクトの C# ファイルを開きます
すると、Rider が起動するようになっていることが確認できます

Rider 起動時の初期設定

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Rider が起動すると上記のスプラッシュが表示されるのでしばらく待ちます

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ダイアログが表示されたら「OK」を押します

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好みの UI テーマを選択して「Next: Editor Color Schemes」を押します

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好みのカラーテーマを選択して「Next: Keymaps」を押します

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好みのキーマップ(ショートカットキーの設定)を選択して
「Next: Environment」を押します
(普段 Visual Studio を使用されている方は、Visual Studio Keymap がおすすめです)

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環境設定はそのままで「Next: Default plugins」を押します

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デフォルトプラグイン設定はそのままで「Next: Featured plugins」を押します

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新機能の設定はそのままで「Next: Getting Started」を押します

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「Start using JetBrains Rider」を押します

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Rider のライセンス登録画面が表示されるので
「Evaluate for free(無料版の使用)」をチェックして「Evaluate」を押します
(この後、同じような画面が2回続きます)

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Rider が使用している dotCover というツールのライセンス登録画面が表示されるので
「Evaluate for free(無料版の使用)」をチェックして「Evaluate」を押します

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Rider が使用している dotTrace というツールのライセンス登録画面が表示されるので
「Evaluate for free(無料版の使用)」をチェックして「Evaluate」を押します

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これで、Unity で Rider の無料版を30日間使用できるようになりました

さいごに

記事の最初に述べたように、Rider では下記のようなことができます

また、当ブログでは Rider の機能を下記のカテゴリでいくつか紹介していますので
あわせて参考にしていただければと思います

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